令和7年度事業報告
目指してきた活動
令和7年度は、本会が公益法人へ移行して13年目の年でありました。当該年度の事業計画に基づき、公益認定等ガイドラインの趣旨を踏まえつつ、組織としてのガバナンス体制の一層の強化を基本に据え、諸事業の推進に鋭意努めてまいりました。とりわけ、運営体制の充実を図る観点から、法令に基づき、令和7年5月開催の定時総会において外部監事1名の就任を承認し、理事18名・監事2名による体制の整備を図ったところであります。
一方、我が国経済は、賃金上昇を伴う緩やかな回復基調が期待される中にあって、物価上昇の定着や海外経済の不確実性の高まりなどにより、依然として先行きに不透明感を残したまま推移いたしました。
かかる経済環境のもと、本会におきましては、公益法人としての使命と責務を深く認識し、地域経済の活性化及び企業の健全な発展に寄与すべく、各般にわたる事業を積極的に展開してまいりました。あわせて、税知識の普及並びに納税意識の高揚を図る諸活動を継続的に実施するとともに、社会貢献活動の一層の充実に努めてまいりました。
また、8月に発生いたしました霧島・姶良地域における集中豪雨により、各地に甚大な被害が生じました。本会といたしましても、関係機関との緊密な連携のもと、地域の復旧・復興に資する取り組みを推進してまいりました。
事業実績
1.公益目的事業の推進
(1)税知識の普及事業として、令和7年度は、第13回「税金&年金セミナー」を開催しました。税理士及び社会保険労務士を講師に招いて、税法3科目と年金2科目についてそれぞれ1時間30分ずつ12回を霧島市・姶良市及び伊佐市の3ヶ所で開催し、一般参加を含め138名の方が参加しました。
年末調整説明会を霧島市・姶良市及び伊佐市の3ヶ所で開催し、一般参加を含め80名の方が参加しました。
(2)納税意識高揚事業として、小学校5・6年生を対象に第16回「税に関する絵はがきコンクール」を女性部会が実施し、785件の応募がありました。
また、租税教育推進協議会の委託を受けて、青年部会が小学校3校、中学校1校を対象に租税教室を実施しました。
このほか、霧島ふるさと祭会場において「税金クイズ」を実施し、481名の方が参加しました。
(3)広報事業では、広報誌「ひまわり」を12月に発行しました。この中で、税に関する広報も行いました。
(4)税制提言事業では、各支部長や税制委員長が市長等に対して、「税制改正に関する提言書」を提出しました。
(5)経営支援事業では、「インターネットオンデマンド研修」を年間通して行いました。徐々に受講者が増加しています。
また、新設法人の説明会を実施しました。加治木税務署と共催で開催し、13社15名の参加がありました。
(6)社会貢献事業では、女性部会による「愛の手作り雑巾」が22回目を迎えました。今年度は、小中学校及び特別支援学校11校に600枚を贈呈しました。
また、女性部会員が伊佐市商工会女性部と合同で、忠元公園の奉仕作業(清掃)を行いました。
さらに、霧島市観光協会主催の「第30回 龍馬ハネムーンウォークin霧島」では「霧島温泉湯けむりコース」でおもてなしを実施し約1,000名の参加者の好評を得ました。
青年部会における「婚活イベント」は、「春よ来いin霧島」と題して婚活事業を行いました。44名が参加して、霧島神宮を参拝してから歴史あるおりはし旅館で立食フリートークを行いながら交流し12組のカップルが誕生しました。
2.会員増強事業
理事・組織委員会を中心に1役員1社運動を展開し会員増強に努めてきたが、令和6年度に開催された法人会全国大会(鹿児島大会)後、退会者が相次ぎ24件の減少となりました。来年度は、増員に努めます。
3.青年部会・女性部会による事業
(1)青年部会
納税意識高揚活動として、小学校3校の6年生を対象に「租税教室」を実施しました。また、中学校1校においても「租税教室」を実施しました。
なお、「婚活イベント」は、「春よ来いin霧島」と題して婚活事業を行いました。44名が参加して、霧島神宮を参拝してから歴史あるおりはし旅館で立食フリートークを行いながら交流し12組のカップルが誕生しました。
(2)女性部会
納税意識高揚活動として、小学校5・6年生を対象に第16回「税に関する絵はがきコンクール」を実施しました。
社会貢献活動として、会員がマイミシンを持って各自で「愛の手作り雑巾」を作成しました。600枚を管内の小中学校及び特別支援学校に贈呈しました。また、伊佐市商工会女性部と合同で、忠元公園の奉仕作業(清掃)を行いました。
また、霧島市観光協会主催の「第30回 龍馬ハネムーンウォークin霧島」では「霧島温泉湯けむりコース」でおもてなしを実施し1,000名の参加者の好評を得ました。
今年の研修旅行は、日帰りで「茅乃舎」における和食研修を実施いたしました。日本の食文化に息づく伝統や素材の活かし方を学び、改めて“和の心”に触れる貴重な機会となりました。
また、昨年度研修で訪問いたしました天草法人会女性部の皆様が来鹿され、交流を深めました。お互い8月の豪雨災害を乗り越え、なおも前向きに活動を続ける姿に勇気をいただき、実り多い時間を共有いたしました。
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Ⅱ 基本方針
本年度は、公益法人移行14年目にあたり、法人会の原点である「税」に関する公益目的事業活動に軸足を置きながら、社会貢献活動や地域企業の健全な発展を支援する事業も積極的に実施する。
また、各支部・青年部会・女性部会と連絡協調して内容の充実した効果的な活動を行う。併せて、本年度は「新しい公益法人制度改革」が開始となることから、制度の理解を深めるとともに、改革に対応した適切な法人会の運営に努める。
1.税に関する公益目的事業の実施
活動の中心である税知識の普及や納税意識の高揚を目的とした租税教育活動を更に充実する。特に、租税教室・税金クイズ・税の絵はがきコンクールなどの税の啓発活動を充実させる。
また、税の広報活動やe-Tax推進を行うとともに、消費税完納に向けた取り組みを行う。
2.地域の経済社会環境の整備改善を目的とした活動の実施
地域企業が発展するため、著名人による講演会、税務・労務・経営等に関するさまざまな研修会を開催するとともに、各種情報の提供や、企業の情報交換の機会を提供し、財政健全化のための健康経営を含めた企業発展の支援を行う。
また、地域社会へ貢献するため、地域イベントへの参加支援や手作り雑巾の贈呈などこれまで実施した事業を継続するとともに、新しい社会貢献事業にも積極的に取り組む。
3.組織運営と財政基盤の強化
法人会活動の円滑な運営を実施するため、支部・青年部会・女性部会と連絡協調して、さらなる本会運営の活性化を目指す。また、会員の増強と、福利厚生制度への加入促進を図る。
Ⅲ 主要事業計画
1.税知識の普及を目的とする事業
(1)税務研修会
目的 税金・年金の仕組みを理解するため及び税制改正等の変更点を理解するために税法・年金の研修会を行う。講師には、税務署の職員・税理士・社会保険労務士等の専門家にお願いする。
対象 企業経営者及びその補助者等(会員・一般)
(2)経理入門講座
目的 簿記の基本原理、仕訳処理等基礎的な知識を習得するため、「簿記・記帳講座」を行う。
対象 経理担当者等(会員・一般)
(3)源泉所得税研修会
目的 給与所得等の源泉徴収事務及び年末調整の仕組みを理解するための研修会を行う。
対象 経理担当者等(会員・一般)
(4)研修メイトの募集登録
目的 できるだけ多数の人に充実した税務研修会等を受けてもらうために、「研修メイト」を募集する。
対象 会員・一般
2.納税意識の高揚を目的とする事業
(1)税金クイズ
目的 地域のお祭り会場等において、税金クイズを行い、税の意義及びその使い道について関心を持ってもらう。
対象 小学生・中学生・高校生・一般
(2)租税教室
目的 税の意義・仕組み・使い道等について関心を持ってもらう。
対象 小学5・6年生 中学生 高校生
(3)税に関する絵はがきコンクール
目的 税に関する絵をはがきに描いて応募してもらい、税の使い道等について関心を持ってもらう。
対象 小学5・6年生
(4)e-Tax推進活動
目的 国が推進する電子申告納税システム(e-Tax)の利用を広く法人及び個人に呼びかける。
対象 法人・個人(一般)
(5)税の広報活動
目的 消費税の期限内納付及びe-Taxの利用推進等の広報を行う。
対象 一般
3.税制及び税務に関する調査研究並びに提言に関する事業
(1)税制改正に関する提言活動
目的 中小企業の税制に関する意見を取りまとめて全法連に上申する。全法連が作成した要望書を当法人会でも市町長等に提言する。
対象 意見聴取先 企業経営者
要望先 地元出身国会議員 各市町長及び議長
(2)税の啓発を目的とする大会への参加
目的 全国の経営者が集う大会では、税制・税務に関する意見交換会や税制改正に関する提言要望事項の発表、さらに租税教育の事例発表が行われる。当会からも、今後の公益活動に活かすことを目的に参加し、情報収集を行う。
対象 企業経営者(会員)
4.地域企業の健全な発展に資する事業
(1)著名人による講演会
目的 企業経営の一助となるように、地域経済、人材育成、能力開発、健康経営、リスクマネジメント等について行う。講師には著名人の外、専門家をお願いする。
対象 会員・一般
(2)新設法人説明会
目的 会社経営に関する税金、保険、労務に関する説明を行う。講師には行政の担当者及び専門家にお願いする。
対象 新設法人(会員・一般)
(3)インターネットセミナー
目的 インターネットと使って各種セミナーを受講し、企業経営に役立てる。
対象 会員・一般
5.地域社会への貢献を目的とする事業
(1)愛の手作り雑巾の贈呈
目的 会員手作りの雑巾を贈呈する。
対象 特別支援学校・小学校・中学校(一般)
(2)地域イベントの参加支援
目的 霧島・姶良・伊佐湧水の各地域で行われる夏まつりなどの各種イベントにおいて、税金クイズ、節電うちわの配付、イベント参加者のおもてなし等をはじめ、設営や清掃等によりイベントヘの協力及び運営を支援する。主なものとして「霧島ふるさと祭り」「龍馬ハネムーンウォーク」などがある。また、青年部会による「婚活事業(婚活支援イベント)」を開催して独身の男女を対象に出会いの場を提供するなど、地域の実情を鑑みながら支援を行う。
対象 会員・一般
(3)自然災害等に関する募金活動
目的 日本全国で災害が発生した場合、被災地の復旧・復興を目的とした義援金及び救援物資の募集活動を行い、被災地への寄付並びに寄贈を行う。
対象 送付先は被災地(会員・一般)
6.会員の交流に資するための事業
(1)会員交流会
目的 法人会活動が円滑に進むよう、支部・青年部会・女性部会において会員の交流会等を開催する。
対象 会員
(2)各種大会への参加
目的 全国、南九州、県連の大会に参加し、各地の法人会の会員と意見交換を行い、今後の法人会活動の運営に活用する。
対象 会員
7.会員の福利厚生等に資するための事業
(1)企業や従業員を守るための各種保険の推進
目的 もしもの時の企業防衛「経営者大型保障制度」や労働災害、自然災害に備える保障プラン、個人のためのがん医療保険等の推進を図り、提携機関と連携し、会員メリットのある各種制度の周知を行い、会員企業を守る。
対象 会員
8.その他、本会の目的を達成するために必要な事業
(1)新規会員の加入促進
目的 当会の活性化と組織強化を目的に、新規会員の拡大を行い、公益事業を支える会員間の仲間づくりや事業参加の増加に繋げる。
対象 会員
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